こんにちは!アトピー地獄から生還した女性整体師、なぎです😊
「朝、目が覚めたら天井がぐるぐる回っていた」
「立ち上がるとフラついて、転びそうになる」
このようなめまいに、不安を感じたことはありませんか?
実はこのような困りごとは、40代以降の女性にとても多く見られます。
誰にもわかってもらえないからと、多くの方が我慢しているのではないでしょうか。
そこで今回は、めまいが起こる原因と、普段の暮らしでできる対策をご紹介します。
めまいでお悩みの方が、少しでも元気になっていただけたら嬉しいです。
女性に多い!めまいの種類と症状を解説
めまいに悩まされるのは、女性の方が圧倒的に多いのをご存じですか?
厚生労働省の調査(平成28年 国民生活基礎調査)によると、女性は男性の約2.5倍、65歳以上でも約1.7倍も多いというデータがあります。
特に女性はホルモンバランスの変化が大きく、体調や自律神経に大きく影響するため、めまいが起こりやすいのです。
年齢を重ねると「なんだか調子が悪いな」と感じる場面が増えてきますよね。
でも、「年のせいだから」と我慢しすぎていませんか?
まずは、あなたのめまいがどのタイプなのかを知ることが第一歩です。
めまいには大きく分けて3つのタイプがあるので、それぞれの特徴をわかりやすく解説していきますね。
なお、自律神経についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【自律神経の基本を解説】整体との関係とは?
【自律神経の基本を解説】整体との関係とは?
グルグル回る!回転性めまい

まるで自分や周りが、グルグル回っているように感じるのが「回転性めまい」です。
代表的なのは「良性発作性頭位めまい症」で、朝起き上がる時や寝返りを打った時など、頭の位置を変えた際に突然グルっと目が回るような感覚になります。
寝ているだけなのに世界が回る…そんな不安を感じたことはありませんか?
そのつらさは、決して気のせいではありません。
グルグルするめまいに襲われたときは、以下の簡単な方法で、対策してみてください。
安静を保つ:
座ったり横になったりして、頭の位置を低くすることで、脳への血流を促し、めまいを和らげることができます
刺激を避ける:
強い光や音、激しい動きはめまいを悪化させる可能性が。
できるだけ静かな環境で過ごし、目を閉じます。
めまいがひどい場合は、一点を見つめるようにすると良いです。
水分補給:
脱水状態もめまいの原因となることがあります。
適量の水分を摂取しましょう。
ご紹介した対処法を試してみても不安が続くようなら、無理をせず病院などに相談してみると安心です。
フワフワする!浮遊性・動揺性めまい

ふわふわと宙に浮いているような感覚、足元がグラグラするような感じは「浮遊性・動揺性めまい」。
ストレスや自律神経の乱れ、睡眠不足などが原因のことが多く、真面目でがんばり屋さんに起こりやすい症状です。
なんとなく体が安定しない…それだけで1日が不安になりますよね。
その違和感、あなたの心からのサインです。
放置をせず、きちんと向き合いましょうね。
自分が、フワフワする浮遊性・動揺性のめまいかな?と思ったら以下の対応を試してみてください。
安静にする:
めまいが起きたら、すぐに座るか横になりましょう。
頭の位置を低くすると、めまいが軽減することがあります。
静かな環境で目を閉じ、リラックスしましょう。
水分補給:
脱水症状が原因でめまいが起こることもあるため、適量の水分を摂取しましょう。
就寝時:就寝時には枕の使用を避け、体を冷やさないようにしましょう。
立ったらクラ!立ちくらみ

急に立ち上がったときにクラっとくる「立ちくらみ」。
血圧の変動や貧血が原因で、特に女性や体力が落ちているときに起こりやすいです。
「朝、急いで動いたら目の前が真っ白に…」そんな経験はありませんか?
「これくらい平気」と思わず、体のSOSかもしれないと受け止めてあげてくださいね。
立ちくらみが起きたときの対策方法は以下のとおりです。
ゆっくり立ち上がる習慣をつける:
立ち上がる際は、急に立ち上がらずに、まず腰を起こし、次にゆっくりと立ち上がると良いでしょう.
鉄分や水分をしっかりとる:
特に朝はコップ1杯の水を飲む習慣をつけるとGood!
ベルトやボタンを緩める:
締め付けが血行を妨げ、立ちくらみを悪化させる可能性があるため、ベルトやボタンを緩めましょう.
あなたのめまいは大丈夫?主な原因と病院へ行くべき危険サイン!

ここからは、めまいの主な原因について、もう少し詳しくご紹介します。
「最近なんだかめまいがして、体が思うように動かない…」そんな日が続くと、気持ちまで沈んでしまいますよね。
頑張りたいのに、体がついてこない・・・そのもどかしさ、よくわかります。
まずはめまいの原因を知って、自分に合ったケアを見つけていきましょう。
簡単なセルフケアで整うものなのか、それとも病院に相談した方がいいのか、 一緒に確認していきましょうね。
ホルモンバランスの乱れやストレス

めまいの大きな原因のひとつが、女性ホルモンの変動です。
更年期に入るとホルモンが急激に減少し、心や体に不調が現れやすくなります。
そこへストレスが加わると、自律神経のバランスも崩れ、ふわふわするような感覚や疲れが取れにくくなることも。
以下のような日々を送ってませんか?
- 朝から家事フル回転、家族は誰も手伝わない
- 仕事と更年期のダブルパンチ
- 親の介護と自分の体調不調のはざまで疲れ切ってる
時間がいくらあっても足らないですよね。
ですが、めまいは心と体からのSOSです!
ほんの少しでもいいので、自分をいたわる時間を意識的にとっていきましょう。
「この苦しい気持ち、誰かに聞いて欲しい!」という時は、気軽に整体師を頼ってくださいね。
更年期障害についてもっと詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
更年期に自律神経が乱れるのはナゼ?不調の原因と対策
貧血や疲れ

「最近フラッとすることが増えた…」そんなときは、貧血や過労が考えられます。
特に女性は、月経や食生活の乱れで鉄分不足になりやすい体質です。
酸素がうまく全身に行き渡らず、立ちくらみやふらつきが起こることも。
また、疲れがたまっているサインかもしれません。
たとえばこんな日常、思い当たりませんか?
- 昼食を適当に済ませて、すぐ仕事や家事へ
- 最近ぐっすり眠れていない
- 疲れていても家事を休めない
「体力の限界かも…」と感じる前に、栄養や休息をしっかりとってあげてください。
あなたの体は、日々とても頑張っています。
少し立ち止まって、自分をいたわる時間を大切にしてくださいね。
内耳障害や脳の異常

「自分が回っている?それとも部屋が?」
そんなぐるぐるとしためまいが頻繁に起こる場合、内耳の障害(例:良性発作性頭位めまい症やメニエール病)や、まれに脳の異常が関係していることもあります。
こんな困りごとはありませんか?
- めまいに加えて、手足のしびれや言葉がうまく出ない
- 強い頭痛や吐き気を伴う
- めまいが繰り返し起こり、日常生活に支障が出ている
- 音が聞こえにくい、耳鳴りが続いている
- 一度横になっても、楽にならない・長時間続く
少しでも「おかしいな」と思ったら、自己判断せず、耳鼻科や脳神経外科を受診してみてください。
心配な気持ちを抱えたまま日々を過ごすのは、とてもつらいこと。
専門家の力を借りることで、安心して過ごせる毎日を取り戻していきましょう。
気づかぬうちに悪化してるかも!?めまいを招くNG習慣と対策3選!

ここまで、めまいの種類と原因についてお伝えしてきました。
でも、実は毎日のちょっとした習慣がめまいを引き起こすスイッチになっているかもしれません。
特に、40代以降の女性はホルモンバランスの変化やストレスの影響を受けやすく、何気ない生活の乱れがめまいを引き起こすこともあるんです。
ここでは、知らず知らずのうちにやってしまいがちなNG習慣と、その対策をわかりやすくご紹介します。
自分にあてはまる習慣がないか、ぜひチェックしてみましょう。
朝食抜きはNG!
朝食を抜くと、血糖値が下がりやすく、脳へのエネルギー供給が不足してめまいを引き起こしやすくなります。
「朝はバタバタして時間がない」という方こそ、簡単なものでいいので少しでも口にすることが大切です。
朝、時間がない方は以下の対策法をお試しください。
対策法
- 朝はバナナやおにぎりだけでもOK!
- 温かい味噌汁で体を目覚めさせ、血流アップ
- 起きてすぐの白湯がおすすめ
普段朝食抜きに慣れていると、たくさん食べるのはしんどいですよね。
そのような方は少しづつでいいので、何か一口でも口に入れる習慣をつけていきましょう。
前日の夜に、簡単な朝食を準備しておくとラクに続けられます。
運動不足はNG!
体を動かさないことで血流が滞り、自律神経のバランスも乱れがちになります。
特に、外出は家とスーパーの往復だけの方や、仕事や家事で同じ姿勢が続く方は要注意。
とは言え、「忙しくて運動する時間がない」「疲れて動けない…」という方も多いですよね。
ですが、運動不足は少しの工夫で改善できます。
自分が運動不足だなと思う方は、以下を参考にしてみてくださいね。
対策法
- 1日10分のストレッチや深呼吸で、めまい予防。
- 階段を使う、ひと駅分歩くなどの“ながら運動”を意識する
- 軽いラジオ体操やヨガを5分でも習慣にする
無理ない範囲で、毎日少しづつ続けてみましょう。
心も体も軽くなっていくのが、実感できますよ。
睡眠時間がバラバラはNG!
毎日違う時間に寝たり起きたりすると、体内時計が乱れ、自律神経の不調に直結します。
「夜中に何度も目が覚める」「眠っても疲れが取れない」そんな方は、まず生活リズムを整えるところから始めましょう。
睡眠に関する対策は以下のとおりです。
対策法
- 寝る時間・起きる時間をなるべく一定にする
- 寝る前のスマホを控えて、脳をしっかり休める。
- 寝る1時間前には暖色系のやわらかい灯りにする
「どうしてこんなに疲れるんだろう」と感じる日々、本当につらいですよね。
ですが、ちょっとした生活習慣の見直しで、体も心もふっと軽くなることがあります。
無理のないペースでいいので、自分を大切にする小さな一歩を踏み出してみてくださいね。
あなたの毎日が少しでもラクになりますように。
自律神経と不眠の関わりについて、もっと詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
「40〜50代で急増する不眠の原因とは?自律神経を整えて眠れる体に」
[まとめ】めまいに振り回されない日々を!まずはできることから始めよう!

ある日、突然襲ってくるめまい。
ふらふら、グルグル、と不調が続く日々に悩んでいる女性の方は少なくありません。
まずは、自分のめまいがどのタイプに当てはまるのかを知り、出来るだけ健康的な生活を心がけましょう。
それでも改善がみられない場合は、医療機関に相談してみることをおすすめします。
病院に行く前に、誰かに聞いて欲しいという場合は、ぜひ整体師を頼ってください。
ゆるりでは、自律神経の乱れからくるめまいを和らげるため、優しく丁寧にサポートいたします。
あなたの体調に合わせた施術を行いますので、ぜひお気軽に『LINE』からご相談ください。