こんにちは!アトピー地獄から生還した女性整体師、なぎです😊
花粉症の季節になると、鼻水や目のかゆみなどの症状に悩まされる人も多いと思いますが、ただのアレルギー反応だと思っていませんか?
実は、花粉症は自律神経のバランスと深く関係しているんです。
この記事では、花粉症の基礎知識から自律神経との関係、症状を和らげるためのコツについて紹介します。
自律神経を整えて、花粉症シーズンを少しでも快適に過ごしましょう。
花粉症の基礎知識

花粉症の主な原因は、スギやヒノキなどの植物の花粉です。日本では特に春に多いですが、秋にもブタクサなどの花粉によって症状が出る人もいます。
花粉症は一度発症すると年々症状が悪化しやすく、生活の質にも影響を与えます。
花粉症のメカニズム
花粉症は、本来無害な花粉に対して免疫システムが過剰に反応して起こる、一種のアレルギー反応です。
花粉が体内に入ると、免疫細胞が「異物」と認識し、抗体を作ります。花粉が再び体内に入ったときに、抗体と結合してヒスタミンなどの化学物質を放出することが花粉症の症状が出るきっかけです。
放出された物質が神経や血管を刺激し、鼻水やくしゃみ、目の充血などの症状が現れます。
【部位別】花粉症の症状

部位別に花粉症の代表的な症状を紹介します。
鼻の症状:くしゃみ・鼻水・鼻づまり
くしゃみや鼻水は、花粉を体外へ排出しようとする防御反応です。
目の症状:かゆみ・充血・涙目
花粉が目の粘膜に付着すると、ヒスタミンが分泌されて炎症が起こり、かゆみや充血が生じます。
のどや肌の症状:痛みやかゆみ
花粉が口やのどの粘膜に付着すると、痛みや違和感、咳が出ます。肌が敏感な人は、顔や首のかゆみ、肌荒れに注意が必要です。
花粉症が悪化するとどうなる?
花粉症が悪化すると、体の不調だけでなく、仕事や家事にも影響を与えるため、早めの対策が重要です。
例えば、夜間に鼻づまりが悪化すると、睡眠の質が低下します。疲れが取れにくくなったり、翌日の集中力や気力が低下したりする原因です。
花粉症が続くと、体は常にアレルギー反応を起こしている状態です。この状態が長期間続くと、免疫バランスが崩れ、風邪をひきやすくなります。
さらに、喘息やアトピー性皮膚炎など、ほかのアレルギー症状を引き起こすリスクも高まります。
花粉症と自律神経の深い関係

私たちの体を守る免疫バランスを支えているのが、自律神経です。実は、この自律神経の乱れが花粉症の症状を悪化させる原因になるのを知っていますか?花粉症と自律神経の深い関係について詳しく見ていきましょう。
自律神経の乱れが花粉症を悪化させるワケ
自律神経は、交感神経と副交感神経で成り立っています。2つの神経のバランスが乱れると、免疫バランスが崩れ、花粉に対して過剰な反応を引き起こします。
花粉症の症状を悪化させるのは、副交感神経の過剰な働きです。副交感神経が優位になると、以下のような症状が起きやすくなります。
- 鼻の粘膜内の血管が拡張し、鼻づまりが起こりやすくなる
- 分泌物が多く作り出され、鼻水が多くなる
自律神経の乱れは、粘膜のバリア機能も低下させ、花粉が体内に侵入しやすくなります。さらに、自律神経は腸の働きとも関係しており、腸内環境の悪化は免疫機能を乱れさせる原因の一つです。
このように、自立神経が乱れると、花粉症を悪化させる原因となります。花粉症の悪化は疲労の蓄積にも繋がり、更に自律神経を悪化させます。
お互いがお互いを悪化させる要因となるため、悪い循環につながってしまう可能性があります。
花粉症を和らげるためには薬だけでなく、適度な運動で交感神経を刺激したり、腸内環境を改善する食事で自律神経のバランスを整えることが重要です。
更年期には花粉症がひどくなる⁈
更年期に入ってから花粉症の症状がひどくなったと感じる方もいませんか?その原因の一つが、自律神経とホルモンバランスの変化です。
更年期は女性ホルモンの分泌が減少し、自律神経が崩れやすくなります。自律神経のバランスが乱れると、免疫機能が過剰に反応し、花粉に対するアレルギー症状が強まります。
花粉は、肌からの侵入にも注意が必要です。更年期に入ると肌のバリア機能が低下し、花粉が皮膚から入り込みやすくなります。肌荒れやかゆみ、乾燥などの症状が悪化しやすくなるため、加湿対策を意識してみましょう。
更年期に粘膜が乾燥しやすくなることも、花粉症を悪化させる要因です。鼻や目の粘膜が乾燥すると、花粉が付着しやすくなり、刺激によって症状が悪化します。更年期特有の疲れやすさや睡眠の質の低下も、自律神経の乱れを助長し、花粉症を悪化させます。
更年期についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
更年期に自律神経が乱れるのはナゼ?不調の原因と対策
花粉症を和らげる生活習慣のコツ

花粉症の症状を少しでも和らげるためには、日常生活の中でできる工夫が大切です。特に、自律神経を整えると、免疫のバランスを保て、花粉に反応しにくい体づくりにつながります。
花粉症対策に役立つ簡単ストレッチ
花粉症の症状を和らげるには、鼻や目のケアだけでなく、体全体の巡りを良くすることも大切です。特に、血流を促し自律神経を整えるストレッチは、花粉症対策に役立ちます。
首や肩のストレッチは、手軽にできておすすめです。
肩のストレッチ
肩をすくめるように持ち上げ、ゆっくり下げる動作を数回繰り返しましょう。呼吸を止めないように、意識してみてください。
首のストレッチ
首を左右に倒したり、前後にゆっくり動かしたりして、首周りの筋肉をほぐしましょう。
ストレッチをしながら酸素を多く取り込むことで、交感神経を活性化させ、花粉症の症状を和らげやすくなります。
免疫力アップ!おすすめレシピ3選
花粉症の症状を和らげるには、腸内環境を整える発酵食品や抗酸化作用のある食材を積極的に取り入れましょう。
花粉症対策に役立つ簡単なレシピを3つご紹介します。
- ヨーグルトとハチミツのスムージー
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内環境を整え、免疫の過剰反応を抑える働きがあります。バナナやブルーベリーと一緒にミキサーで混ぜ、ハチミツを加えたスムージーは、朝食やおやつにぴったりです。
- ブロッコリーとアボカドのサラダ
ブロッコリーを軽く茹でて冷まし、アボカド、ミニトマトと混ぜます。オリーブオイル、レモン汁、塩・こしょうで味を調えたら完成です。
ブロッコリーは抗酸化作用が強く、アボカドのビタミンEが免疫をサポートします。
- しょうがとネギの温かいスープ
しょうがやネギは体を温め、血流を良くする効果が期待できます。鶏ガラスープにしょうがのすりおろしと刻んだネギを加え、仕上げにごま油をたらせば完成です。
【まとめ】自律神経を整えて花粉症を乗り越えよう!

花粉症はただのアレルギー反応だと思われがちですが、実は、自律神経の乱れやホルモンバランスも大きく関係しています。
症状を和らげるには、交感神経を刺激する簡単なストレッチや、腸内環境を整える食事を意識することが大切です。さらに部屋の加湿対策をすると、花粉の影響を軽減できます。
自律神経のケアを取り入れて、花粉症シーズンを乗り越えましょう。
自分でケアするのが難しいと感じる方は、ゆるりの整体でも自律神経を整えることが可能です。お気軽に『LINE』でご相談ください。