チョコレートと自律神経の関係とは?健康的な選び方&食べ方

こんにちは!アトピー地獄から生還した女性整体師、なぎです😊

チョコレートを好きな方は多いと思いますが、実は、チョコレートに含まれる成分が自律神経に影響していることを知っていますか?

チョコレートの成分には、自律神経を整える作用がある一方で、食べ方によっては逆効果になることも。

この記事では、チョコレートが自律神経に与える影響や、健康的な選び方・食べ方について詳しく解説します

上手にチョコレートを取り入れて、心と体のバランスを整えましょう!

自律神経に影響を与えるチョコレートの3つの成分

チョコレートには、自律神経に影響を与える以下の成分が含まれています。

  • テオブロミン
  • カカオポリフェノール
  • GABA

それぞれの成分がどのように自律神経に影響するのかを見てみましょう。

自律神経を調節する「テオブロミン」

テオブロミンは、チョコレートの苦味のもととなる成分です。「幸せホルモン」であるセロトニンの働きを助け、自律神経のバランスを整えます。適度に摂取することで、リラックス効果やストレスの軽減が期待できますよ。
実はセロトニンには食欲を抑える作用もあるため、適量のチョコレートはダイエットにも適しているんです。

さらに、血管を広げて血流をスムーズにするのもテオブロミンの特徴の1つ。冷え性が気になる方にも嬉しい効能ですね。

カフェインと似た覚醒作を持っていますが、ゆるやかに働くため神経を刺激しすぎる心配はありません。ただし、摂りすぎると胃腸に負担がかかるので注意しましょう。

ストレスを軽減する「カカオポリフェノール」

カカオポリフェノールには、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑える働きがあります。コルチゾールは自律神経を乱し、緊張や不安を感じやすくする原因。適量のチョコレートを摂ることで、自律神経のバランスを整える助けになります。

「ポリフェノール」という言葉は、みなさんも聞き馴染みのある言葉なのではないでしょうか?1990年代ごろから徐々にテレビなどで取り上げられ、動脈硬化の予防や血圧コントロールに役立つ「抗酸化作用」を持つ成分として知られています。

カカオポリフェノールは自然食品の中でもカカオ豆に特に多く含まれており、他の食材から十分に摂取するのが難しい成分です。カカオ豆には食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境を整える効果も期待できます
»腸と脳の関係を知って心も体も健康に!

特に、カカオポリフェノールが豊富なダークチョコレートは、ストレスホルモンを減らし、ストレスに対する抵抗力を高めるとわかりました。

現在では、カカオポリフェノールが更年期障害の改善にも良い影響をもたらす可能性があるとされ、研究が進められています。

心身をリラックスさせる「GABA」

GABA(ギャバ)とは、γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)の略称で、アミノ酸の一種です。最近では、GABAを通常のチョコレートよりも多く含む機能性チョコレートも定着しましたね。

GABAには、交感神経の働きを抑えて不安や興奮を和らげ、精神を安定させる役割があります。睡眠の質を高める効果もあり、寝つきを良くし、深い眠りを得やすくします。

GABAの摂取量は、1日28mg(チョコレート約5粒分)が目安です。GABAを上手に活用しながら、日々のストレスを和らげましょう。

チョコレートの自律神経に対するデメリットは?

チョコレートは自律神経を整える成分を取れる一方で、食べ方によっては逆効果になることもあります。注意が必要なチョコレートの食べ方を見てみましょう。

食べ過ぎは自律神経のバランスを崩す

甘くておいしいチョコレートは、ついつい手が出てしまいますよね。個包装で手軽に食べられるため、気づかないうちに食べ過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか。

チョコレートの食べ過ぎは自律神経のバランスを乱しやすくするので要注意!特に、糖分や脂肪分の多いチョコレートをたくさん食べるのは、できるだけ控えましょう。

甘いチョコレートに含まれる糖分は、血糖値の急激な乱高下「血糖値スパイク」を引き起こし、体に負担をかける原因です。

血糖値が急激に変動すると、交感神経が過剰に働き、イライラや疲れやすさにつながります

適量のチョコレートなら食欲を抑えるのに役立ちますが、食べ過ぎはダイエットの面からもあまりおすすめできません。

消化器系が敏感な人は要注意

カカオに含まれるテオブロミンやカフェインには、胃腸を刺激する作用があります。胃酸の分泌を促進し、胃もたれや胸やけを引き起こすことがあるため、注意が必要です。

もともと胃腸が弱い人や逆流性食道炎を持っている人は、食べすぎないように気をつけましょう。市販のチョコレートには乳製品や砂糖が多く含まれていることがあり、乳糖不耐症の人や腸が敏感な人にとっては、腹痛や下痢の原因になります

さらに、腸内環境と自律神経は密接に関係しています。消化不良が続くと自律神経が乱れやすくなるため、気をつけましょう。

寝る前の食べ過ぎは不眠につながる

チョコレートを寝る前に食べ過ぎると、睡眠の質が低下し、不眠につながります。カフェインが神経を刺激し、覚醒作用をもたらすためです。

寝る直前にチョコレートを食べると交感神経が優位になり、なかなか寝つけなかったり、眠りが浅くなったりします。

市販のミルクチョコレート(板チョコ1枚50g)に含まれるカフェイン量は14mg程度です。これはコーヒー1杯の約1/4に相当します。ハイカカオチョコレートの場合は、さらにカフェインの含有量が多くなります。

質の良い睡眠を確保するためには、適量のチョコレートにとどめ、寝る直前に食べるのはやめましょう

自律神経にやさしいチョコレートの選び方&食べ方

チョコレートは、上手に選んで適量を食べれば、自律神経を整えるサポートができます。健康的にチョコレートを楽しむ方法を詳しく解説します。

チョコレートを選ぶときのポイント

チョコレートを選ぶときは、カカオの含有量や添加物の有無をチェックすることが大切です。パッケージ裏の「原材料名」を確認してみましょう。

原材料は、使用量の多い順に記載されています。最初に「カカオマス」や「カカオバター」が書かれているものを選ぶのがおすすめです。

カカオ70%以上のダークチョコレートには、自律神経を整えるテオブロミンや、ストレスを軽減するカカオポリフェノールが豊富に含まれています。一方、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートは糖分や乳成分が多く、カカオの健康効果が薄れるため、食べる量を控えめにしましょう。

原材料の最初に「砂糖」や「植物油脂」が書かれているチョコレートは、血糖値の急上昇を招き、自律神経のバランスを崩す可能性があります。

できるだけシンプルな原材料で作られたものを選び、カカオマスやカカオバターが主成分のチョコレートを取り入れましょう。

健康的なチョコレートの食べ方|量・時間帯

チョコレートを健康的に楽しむためには、適量と食べるタイミングを意識してみてください。

1日の目安は、カカオ70%以上のダークチョコレートを約25g(板チョコ1/2枚程度)。この量なら自律神経を整える成分を効率よく摂取できるうえ、糖分の摂りすぎも防げます。

食べる時間帯もポイントです。おすすめは午前中〜午後の早い時間帯。活動量が多い時間帯なら、カロリーが消費されやすく、脂肪として蓄積されにくくなります。カカオの成分にはリラックス効果や集中力を高める働きもあるため、仕事や勉強の合間にもぴったりです。

夜遅くや寝る前、空腹時に食べるのは控えましょう。交感神経が刺激されて眠りが浅くなったり、血糖値が急上昇して体に負担をかけたりする可能性があります。チョコレートは、食後のデザートや間食として少量ずつ楽しみましょう。

【まとめ】チョコレートを味方にして、自律神経を整えよう!

チョコレートには、自律神経を整えるテオブロミンやカカオポリフェノール、GABAが含まれており、適量を守ればストレス軽減やリラックス効果が期待できます

食べ過ぎや食べるタイミングによっては逆効果になることもあるため、注意が必要です。健康的な選び方や食べ方を意識しながら、チョコレートを上手に取り入れて、自律神経のバランスをうまく整えましょう

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