こんにちは!アトピー地獄から生還した女性整体師、なぎです😊
お盆の期間が間近にせまってきましたね。この時期は家族や友人と過ごす方も多いのではないでしょうか?実は、楽しいお盆の時期は自律神経が乱れやすい時期でもであります!
今回は、自律神経の乱れでお盆明けの体調不良を起こさないために、お盆中に避けるべきNG行動3つをご紹介します。やってはいけない行動だけでなく、簡単にできる対処法も紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
この記事を読んで、お盆中もお盆明けも健康に過ごしましょう!
NG行動その1:食べ過ぎ

お盆の期間は家族や友人と一緒に豪華な食事を楽しみたいですよね。でも、食べ過ぎには要注意!
食べ過ぎると胃腸に過度な負担がかかり、消化不良や胃もたれが起こりやすくなります。胃腸の環境が悪い状態が続くと、自律神経がうまく働かず、不調を引き起こしたりや疲れやすくなったりする要因になることも。
通常、胃での消化にかかる時間は2〜3時間です。しかし、揚げ物などのカロリーの高い食べ物は、消化までに5〜6時間かかる場合があります。胃での滞留時間が長すぎると、胃痛や胃もたれの原因に。消化不良や胃もたれが起きると全身の血流が悪くなってしまい、自律神経にも影響がでるので注意しましょう。
また、夜遅くに食事をすると睡眠中に胃のお掃除ができず、消化にパワーをたくさん使ってしまうため、睡眠の質にも影響を及ぼします。それに加えて、寝ている間に血糖値を下げるインシュリンが放出されることで低血糖を招き、交感神経が優位になり、眠れなくなってしまうことも。交感神経は脳の興奮状態を引き起こしてしまうので、特に21時以降の食事はできるだけ避けましょう。
自律神経を乱す「食べ過ぎ」を防ぐには?
食事のときは、ゆっくり噛んで食べることを意識しましょう!
よく噛んで食べ物を細かくすることで、胃の中で胃液と食べ物が混ざりやすくなるだけでなく、消化酵素の働きも促します。胃から十二指腸への消化がスムーズに進めば、胃腸への負担も軽減できます。
たくさん噛んで食べると満腹中枢も刺激することが可能です。早めに満腹感を得られれば、食べ過ぎも防ぎやすいですよ!
食べることに集中しすぎず、家族や友人との会話を楽しみましょう。楽しい食事の時間を大切にすると、食べ過ぎ防止にもつながります。
もし食べ過ぎて胃もたれなどの症状を感じたら、翌日の食事は消化の良いものにしてください。おかゆやうどん、豆腐やバナナなどがおすすめです。
NG行動その2:お酒の飲み過ぎ

親しい人たちと集まるとお酒がすすみますよね!普段以上に楽しくなって、ついつい飲み過ぎてしまうかもしれません。お酒を飲むと「気分がいい」と感じますが、実は自律神経が乱れやすくなる要因なんです💦
アルコールをたくさん飲みすぎると、刺激で交感神経が優位になって興奮のほかに血管の収縮を起こします。
また、アルコールの分解には多くの水分が必要なので、血液中の水分が減少してしまうんです。
利尿作用でも水分が失われるので、飲酒後はドロドロの血液が狭い血管を流れることに・・・。
飲み過ぎた翌日に頭が痛くなるのは、血管の収縮と脱水症状が原因です。末梢神経まで血液がめぐらず、頭痛を引き起こすのです。こうなると日中も寝て過ごすことになり、夜に眠れないという悪循環のループにはまることも!
血流悪化の影響は頭痛だけではありません。全身の臓器の機能を低下させ、酵素や栄養素の供給が妨げられてしまいます。特に腎臓や肝臓への影響に注意が必要です。アルコールによる腎機能の低下や肝臓の損傷は、老廃物を体外に排出する能力を低下させてしまい、お盆明けの体調不良に直結します。
交感神経を刺激するお酒の飲み過ぎを防ぐには?
お酒を飲むときは、食事と一緒に楽しみましょう。空腹時にお酒を飲むと、酔いが早く回ってしまったり、肝臓への負担が大きくなったりします。急いで飲まず、食事を食べて会話を楽しみながらゆっくりと飲むことが大切です。
たくさんのお酒を飲みたいときは、同量の水と一緒に飲むと、脱水によるドロドロ血液を防ぎやすくなります。お酒1杯に対して、コップ1杯の水を飲みましょう。肝臓などの臓器への負担を軽減するだけでなく、食道や胃腸の粘膜へのダメージも和らげます。満腹感も得られるため、過度な飲酒を防ぎやすいです。
お酒は適量であれば副交感神経を活性化させ、気分がリラックスします。お盆は適量のお酒で健康的に過ごしましょう!
NG行動その3:夜更かしする

家族や友人との時間はあっという間に過ぎるもの。食事やお酒を楽しんでいると、夜更かししてしまうこともありますよね💦でも、夜遅くまで起きていると自律神経のリズムが乱れ、睡眠サイクルが崩れてしまいます。
自律神経は交感神経と副交感神経で成り立っており、自分の意思でコントロールすることは不可能です。交感神経が働くと心身ともに興奮状態になり、副交感神経が働くことでリラックスした状態になります。
自律神経は起きている時だけでなく、眠っている間も体の機能を維持するために働き続けているのです。
自律神経はコントロールできませんが、時間帯によって一定のリズムがあります。理想的なリズムは、朝〜夕方に交感神経が、夕方〜夜に副交感神経が優位に働く状態です。
夜更かしは自律神経の理想的なリズムを乱してしまいます。
夜更かしをすると交感神経から副交感神経への切り替えがうまくできず、リラックスして睡眠に入れません。深夜になってもなかなか寝つけないと、睡眠の質も低下します。睡眠の質の低下は、臓器や免疫機能、ホルモンバランスの乱れにもつながります。
夜更かしで睡眠時間がズレるとお盆明けの不調にもつながるため、特に注意しましょう!
夜更かししても自律神経のリズムを保つには?
夜更かししてしまっても、翌朝は普段通りの時間に起きると、体内時計の大幅なズレを防げます。遅く起きてしまうと、さらに睡眠のリズムが崩れ、正常なリズムに戻すことが難しいです。
起きてすぐに太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされ、気分がスッキリします。起床後すぐにコップ1杯の水を飲むと、体内の代謝を促せます。血流をよくするために、軽く体を動かすのもおすすめです。
夜更かししがちなお盆の時期も、十分な睡眠を心がけて毎日活動的に過ごしましょう!
ぐっすりと眠るには、寝る前のスマホ使用を控え、軽いストレッチをするとリラックスしやすいです。ゆっくりと深い呼吸を意識すれば副交感神経が活性化され、血流もよくなります。
まとめ
お盆の時期は久しぶりに会う親戚や友人と楽しい時間を過ごしたいですよね。美味しいものをたくさん食べたり飲んだりするのもお盆の醍醐味!
食事もお酒も夜更かしも、ほどほどを意識して健康第一で過ごしましょう。皆さんが健康的にお盆を開けられるますように♪
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