こんにちは!アトピー地獄から生還した女性整体師、なぎです😊
秋になり、朝晩の気温がぐっと下がってきましたね。過ごしやすい季節ですが、寒さが苦手な方にとっては、体の不調を感じやすい時期でもあります。
気温の低下とともに、冷えやだるさ、肩こりなどのトラブルが増える人も少なくありません。そんな秋の不調を防ぐためにおすすめなのが「温活」です。
この記事では、寒さによって起こる体の変化と、毎日続けやすい温活習慣についてわかりやすく紹介します。寒くなると体調を崩しやすい方は、ぜひ参考にしてください。
秋はなぜ不調が出やすいの?

朝晩と日中の気温差が大きくなる秋は、体がその変化にうまく対応できず、不調を感じやすい季節です。なんとなくだるい、疲れが取れにくいなど、毎年この時期の体調不良に悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは、秋の訪れとともに起こる体の変化や不調の原因について詳しく解説します。
寒暖差で自律神経が乱れやすくなる

秋は朝晩冷え込みますが、日中はまだ暖かさが残る日もあり、「今日は何を着て行こうか」と服装選びも大変ですよね。
実はこの寒暖差に対応しようと自律神経が過剰に働くため、秋は体のバランスが崩れやすい季節なんです。
自律神経は体温調整や血流、内臓の働きをコントロールしています。このバランスが乱れると「だるい」「頭が重い」といった不調が現れやすくなります。特にストレスや睡眠不足が重なると、より不調が強く出ることも。
毎日の生活リズムを整え、しっかり休息をとることが、自律神経の安定につながります。
秋からの冷えが心配な方は、以下の記事も参考にしてください。
【冷えの原因とケア方法】秋冬の季節に備えよう!
秋の乾燥が免疫力を下げる原因に

秋になり、朝起きたときに喉がイガイガしたり、痛みを感じる方も多いのではないでしょうか。
秋は湿度が下がり、空気が乾燥気味に。乾いた空気は肌や喉の粘膜を刺激し、ウイルスや細菌が体内に入りやすい状態をつくってしまいます。
乾燥によって体の水分が奪われると、血管が収縮し血流が滞りやすい状態になります。すると体のすみずみまで酸素や栄養が届きにくくなり、冷えや疲労感が出やすくなるのです。
秋になって急に疲れを感じている方は、免疫力が低下している可能性があります。免疫力を守るためには、加湿器や濡れタオルで適度な湿度を保ち、水分をこまめにとってください。
季節の変わり目はホルモンバランスもゆらぎやすい
季節の変わり目には、日照時間の変化や気温差によって、ホルモンバランスも乱れやすくなります。
特に女性は、体温調節や気分、皮膚や血管の働きにも影響を与えるホルモンであるエストロゲンの変動が重なり、肌荒れやむくみ、気分の落ち込みを感じることがあります。これは珍しいことではなく、体が季節に順応しようとする自然な反応です。
ホルモンの乱れを整えるには、睡眠の質を高めること、体を冷やさないこと、そしてストレスをためないことが大切です。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのもおすすめです。
冷えが引き起こす体のトラブルとは

気温が下がると、体の内側まで冷えやすくなります。冷えは単に「寒い」と感じるだけでなく、血流や代謝、内臓の働きにも影響を与える原因に。
放っておくと、肩こりや頭痛、胃腸の不調など、さまざまな体のトラブルを引き起こします。ここでは、冷えによって起こる代表的な不調について解説します。
血行不良で起こる肩こりや頭痛

朝晩の冷え込みが強くなると、「なんだか肩が重い」「頭がズーンと痛い」といった不調を感じ、家事や仕事がつらくなる方も多いのではないでしょうか。
冷えによって血管が収縮すると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、老廃物もたまりやすくなります。それが肩こりや頭痛の原因につながっていくのです。
特に同じ姿勢が続く方は、冷えがさらに悪化しやすい傾向に。こまめにストレッチしたり、温かい飲み物で体を内側から温めることが血流改善のポイントです。
代謝の低下で疲れやすくなる

「最近なんだか疲れが取れない…」と感じている場合は、冷えによって代謝が落ちているサインかもしれません。
体が冷えるとエネルギーを生み出す働きが鈍くなり、疲れやだるさを感じやすくなります。また、代謝が下がると体温も低下し、悪循環に陥ることも。
日中でも手足が冷たい方は、すでに代謝が落ちている可能性があります。通勤時に一駅分歩いたり、体を温める食材を意識して取り入れるなど、基礎代謝を上げる工夫が必要です。
胃腸の冷えが不調の引き金に
「食欲の秋!」とは裏腹に、秋から冬にかけて「お腹の調子が悪い」「食欲が出ない」と感じる方も少なくありません。
その原因の一つが、冷えによる胃腸の働きの低下です。胃腸が冷えると全身の血流が悪くなり、免疫力の低下にもつながります。
特に夏の間に冷たい飲み物や生野菜を多く摂っていた方は要注意。内臓の温度が下がることで消化機能が弱まりやすくなります。
体の中心から温めるには、常温以上の飲み物を選び、スープや煮込み料理を取り入れるのがおすすめ。腹巻きやカイロでお腹を温めるのも即効性があります。日常の中で少しずつ意識して過ごしてみてくださいね。
今日からできる温活習慣!

体の冷えを感じやすくなる季節。そんな時期におすすめなのが「温活」です。
温活とは、基礎体温を上げて冷えによる体調不良を防ぐための生活習慣のこと。意識して体を温めることで、免疫力の向上や疲れにくい体づくりにもつながります。
ここでは、今日から取り入れられる具体的な温活方法をご紹介します。ぜひ、温活習慣をスタートするきっかけにしてください。
体を内側から温める食事を意識する

体を温める第一歩は、何と言っても食事から。
冷たい飲み物や生野菜ばかりを摂っていると、内臓の温度が下がり、体全体が冷えやすくなります。反対に、しょうが・ねぎ・根菜類・発酵食品などの「温め食材」を取り入れることで、体の内側からポカポカと温まります。
「朝は白湯を1杯飲む」「夜はスープやお鍋を意識して食べる」など、小さな工夫から始めてみましょう。季節の食材をうまく活用すれば、無理なくおいしく温活が続けられます。
最近流行りのせいろ蒸しも簡単で時短になりおすすめですよ。食事で体を温めることは、心までほっとする時間にもつながります。
首・手首・足首を冷やさない服装を心がける

「冷えは首から」と言われるように、首・手首・足首は太い血管が通る冷えの入り口。この3つをしっかり温めるだけで、全身の血行がぐんと良くなります。
マフラーやスヌード、レッグウォーマー、手袋などを上手に取り入れて、外出時の冷え対策をしてください。室内でも素足で過ごすより、靴下やスリッパで足元を守ることが大切です。
とはいえ、更年期世代の方は、急な体温上昇や発汗で体温調節が難しいこともありますよね。そんなときは、吸湿速乾性のあるドライ加工のインナーを取り入れると快適に過ごせます。
気温や体調に合わせて素材を選び、冷え対策をしてみてくださいね。
リラックスして自律神経を整える時間をつくる
忙しい毎日の中で、知らず知らずのうちにストレスをためていませんか? ストレスは自律神経を乱し、体温のコントロール機能を低下させる原因になります。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聴いたり、温かい飲み物でひと息つく時間を持つことが大切です。リラックスすることで副交感神経が優位になり、血流が促されて体も自然と温まります。
自宅ではなかなか一人の空間が作れない方は、整体でリラックスする方法もあります。
毎日、家事がつらい日もあれば、仕事で落ち込むこともありますよね。温かい手でゆっくりほぐされるだけでも、気持ちがふっと軽くなりますよ。
自律神経と整体との関係については、以下の記事をご覧ください。
【自律神経の基本を解説】整体との関係とは?
【まとめ】毎日の“ちょこっと温活”で秋を元気に!

秋は気温の変化が大きく、体が冷えやすい季節です。放っておくと、肩こりや疲労感、胃腸の不調などにつながることも。そんなときこそ、日々の暮らしに温活がオススメです。
体を温める食事や服装、ゆったりした時間を意識するだけで、心も体も軽くなります。無理なく続けられる“ちょこっと温活”で、これからの季節を健やかに乗り切りましょう。
体の冷えが気になる方や、自律神経でお悩みの方はお気軽にゆるりへ『LINE』でご連絡ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 温活って毎日やらないとダメ?
毎日が理想ですが、できる日だけでOK。無理せず続けることが一番のコツです。
Q. すぐに体が温まる方法は?
首・手首・足首を温めましょう。温かい飲み物も効果的です。
Q. オススメの温活グッズはありますか?
腹巻き、レッグウォーマー、湯たんぽがおすすめ。手軽にぽかぽかになります。
