こんにちは!アトピー地獄から生還した女性整体師、なぎです😊
10月に入ってやっと肌寒い空気を感じるようになってきましたね。そろそろ「冷え」が気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、冷えが起こる理由や4つの冷えタイプ、タイプ別のケア方法を詳しく解説します。自分に合った冷えのケア方法を取り入れて、元気に秋冬を乗り切りましょう!
冷えの原因とは?

冷えは単に寒さだけが原因ではありません。体の中のさまざまな変化が冷えを引き起こしています。
冷えの3つの原因|血行不良、筋力低下、食生活
私たちの体は、寒い環境にさらされると、中心部の温度を維持しようとして末梢の血管を収縮させます。血管が狭くなってしまうと、体の隅々まで温かい血液が行き渡らず、手足の先が冷たくなってしまうんです。
血行不良には、筋力の低下も大きく関係しています。血液は、筋肉が縮んだり緩んだりすることで循環が促されており、筋肉はいわばポンプのような役割。筋力が弱くなるとポンプの力も弱まり、血液がうまく流れなくなってしまいます。
筋肉がきちんとポンプの役割を果たすためには、毎日の食事も大切です。たんぱく質が十分にとれていないと、筋肉の量が減ってしまいます。血管や血液を健康に保つ役割のあるビタミンやミネラルの不足にも注意しましょう。
自律神経の乱れも冷えの原因
自律神経は、体温を調節したり血流をコントロールしたりする重要な神経です。寒さで体がこわばると、筋肉が緊張して交感神経が優位になり、血液の流れが悪くなります。副交感神経の働きも弱まるため、リラックスできず、なかなか体が温まりません。
季節の変わり目や急激な気温の変化も、自律神経に負担をかけやすいので要注意!特に秋から冬にかけて冷えを感じやすくなる人は、自律神経のバランスが崩れている可能性が高いです。
冷えを引き起こすホルモンの不調とは?
女性ホルモンの「エストロゲン」は血管を拡張させる働きがあり、血流を促進して体を温めます。エストロゲンの分泌量が減ると、血管が収縮することで血が行き渡りにくくなり、冷えを感じやすくなります。
特に更年期には、エストロゲンの分泌が急激に減少するため、冷え性に悩む女性が多いです。月経前にホルモンバランスが変化して自律神経が乱れ、冷えを感じるケースもあります。
あなたはどれ?冷えの4タイプ

冷えには4つのタイプがあり、それぞれ原因や症状が異なります。自分がどのタイプに当てはまるのか確認してみてください。
手足の先が冷える「四肢末端型」
「四肢末端型」は、体全体はそれほど冷えていないのに、手足の先だけが氷のように冷たく感じる特徴があります。手足は体の中心に比べて血液の巡りが悪くなりやすいため、長時間のデスクワークや運動不足による血流の悪化が、さらに冷えを加速させます。
自律神経の乱れも、手足が冷える原因です。日常生活でストレスを感じやすい方は、手足の冷えが特に表れやすい場合があります。
ひざ下が冷える「下半身型」
「下半身型」は、体の上半身はそれほど冷えていないのに、ひざから下だけが冷たく感じます。下半身は心臓から離れているため、血液が流れにくく、冷えを感じやすい部分です。デスクワークや立ち仕事の方に起こりやすいと言われます。
ふくらはぎの筋肉が「第二の心臓」と呼ばれているのを知っていますか?ふくらはぎの筋肉には血液を押し上げる役割がありますが、筋肉が衰えるとその機能が低下して、冷えを感じてしまうんです。
体の内側が冷える「内臓型」
「内臓型」の冷えは、特におなか周りや腰の深部に冷えを感じます。見過ごされやすいですが、内臓の冷えが続くと消化不良や便秘、免疫力の低下など、体全体に影響を及ぼす可能性があります。
内臓の働きには適切な体温調節が必要です。食生活の乱れやストレスなどで自律神経が乱れると、血流が悪くなるだけでなく、体温調節もうまくできなくなってしまいます。
体全体が冷える「全身型」
体の一部ではなく全体が冷たく感じるのが「全身型」の冷えの特徴です。基礎代謝が低下している方に多く、慢性的な冷えの原因でもあります。特に体力が落ちている高齢者や、疲れがたまっている方は全身型の冷えである場合が多いです。
加齢や運動不足、栄養不足などが原因で基礎代謝が落ちてしまうと、体内で十分な熱を作れず、体が冷えやすくなります。体温を調整している自律神経の乱れも、原因の一つです。特に夜更かしやストレスが、冷えを悪化させます。
【タイプ別】冷えのケア方法

冷えをケアするためには、タイプに応じた適切な方法があります。自分に合った方法を取り入れて、冷えに悩まない体を目指しましょう!
四肢末端型には血行改善
手足の先の冷えには、血行を良くすることが大切です。指先や足先をこまめに動かす習慣や、ウォーキングや軽いストレッチなどの軽い運動を取り入れてみてください。
ふくらはぎや足のマッサージをすると、下半身の血流が促され、冷えを和らげます。食事にも気を配り、しょうがやにんにく、唐辛子などを積極的に食べて血の巡りをサポートしましょう。
下半身型は入浴&マッサージ
ひざ下が冷えやすい「下半身型」の冷えには、入浴とマッサージがおすすめです。約38〜40度のぬるめのお湯に10~15分ゆっくりとつかると、全身の血流が促され、下半身の冷えを和らげます。
入浴中はふくらはぎや足首、太ももを軽くもむようにマッサージしましょう。血液がスムーズに流れやすくなります。お風呂にはいるとリラックスできるため、過剰な交感神経の働きも抑えられます。
内臓型には食生活の改善
「内臓型」の冷えで悩んでいる場合には、体を温める食材を積極的に取りましょう。特に以下の特徴を持つ食材を選んでみてください。
- 冬に旬を迎える食材(ねぎ、しょうがなど)
- 寒い地域で採れた食材(わかめ、シジミなど)
- 土の中で育った食材(根菜類)
手軽に内臓を温めるには、白湯を飲む習慣を取り入れましょう。40~50°Cに冷ました白湯を持ち歩き、一日中飲めるようにすると、いつでも体を中から温められます。
全身型は生活習慣の見直し
「全身型」の冷えには、生活習慣を見直すことが大切です。筋肉を作るたんぱく質を意識した栄養バランスの良い食事を心がけ、よくかんで食べましょう。かむことは、基礎代謝のアップにもつながります。
さらに代謝の向上を目指すなら、30分程度のウォーキングや自宅での軽いストレッチがおすすめです。
睡眠不足や過度なストレスは、交感神経と副交感神経のバランスを崩し、冷えにつながります。自律神経が正常に働くように、規則正しい睡眠や休息を大切にしてください。
整体で冷えを解消!

冷えで悩んでいる方は、整体を試してみませんか?冷えの4タイプ全てに共通する原因は、血行不良や自律神経の乱れです。
整体は、硬くなった筋肉や関節をほぐし、体全体の血流をスムーズにしていきます。やさしい施術でリラックス効果も期待できるので、交感神経の過剰な働きによる血管の収縮を和らげ、副交感神経の正常な働きをサポートします。
内臓型の冷えにも整体がおすすめ!背骨や骨盤のゆがみを整えると内臓の負担が軽減されるため、消化機能や血流の改善が期待でき、冷えの解消につながります。
【まとめ】冷えに負けない体を作ろう!

自分の冷えの原因と適切な対策方法は見つかりましたか?
冷えには「四肢末端型」「下半身型」「内臓型」「全身型」の4タイプがあり、いくつかが重複して冷えを引き起こしている場合もあります。全てのタイプに共通する原因は、血行不良や自律神経の乱れです。
整体では体のゆがみを整えて血液の流れをサポートし、神経に働きかけて自律神経の正常な働きを助けます。
秋冬になると冷えに悩まされるという方は、お気軽に『ゆるり』にLINEでご相談ください!