こんにちは!アトピー地獄から生還した女性整体師、なぎです😊
スマホは今や私たちの生活に欠かせないものですよね。でも、スマホを使いすぎると自律神経に悪影響を与える可能性があるって知っていますか?
スマホの使用が増えると、自律神経が乱れて、睡眠の乱れやストレスの増加などの健康に関わる問題が起きやすいんです。
この記事では、スマホの使いすぎによる自律神経への影響と3つの健康リスクについて詳しく説明します。自律神経に優しいスマホの使い方も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
スマホの使いすぎは自律神経に有害なので要注意!

長時間のスマホ使用は自律神経のバランスを崩す可能性があるんです!
自律神経は、体のさまざまな機能を無意識のうちにコントロールしている大切な神経系です。自律神経には、体を活性化させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経があります。
スマホを使うとき、私たちは知らず知らずのうちに緊張状態になっています。画面やSNSをチェックしたりすることで、脳は情報をたくさん取り入れて興奮状態に。この興奮で交感神経が刺激され続けてしまうんです。その結果、リラックスするはずの副交感神経の働きが弱くなってしまいます。
特に夜遅くまでスマホを使うと、強い光と興奮で体内時計が乱れ、自律神経のリズムが崩れやすいです。
またスマホを長時間使用していて、知らないうちに肩や腰がバキバキになっていた経験はありませんか?前屈みの姿勢は首や肩に負担をかけ、ストレートネックや血流の悪化を引き起こします。呼吸が浅くなることで、副交感神経の働きを抑制してしまう可能性にも注意が必要です。
スマホの使いすぎによって自律神経のバランスが崩れると、さまざまな健康リスクがあります。
これから一つずつ丁寧に解説していきますね。
スマホ使用で起きる3つの健康リスク

スマホの使いすぎは、私たちの健康にさまざまな影響を与えます。
特に自律神経に関係する健康リスクは、以下の3つです。
- 睡眠の質の低下
- 姿勢の悪化や目の疲れ
- イライラやストレスの増加
一見スマホとは関係ないようなリスクもあるかもしれませんが、実は深く結びついています。それぞれのリスクについて詳しく見ていきましょう。スマホとの付き合い方を見直すきっかけになるかもしれませんよ!
睡眠の質が低下する

スマホが楽しくて寝る直前まで触り、ぐっすり眠れなくて次の日しんどい思いをした方歯いませんか?ご存知の方も多いかもしれませんが、スマホの使用と睡眠の質には深い関係があるんです。
スマホの画面から発せられるブルーライトは、私たちの体内時計をコントロールする「メラトニン」の分泌を抑えてしまいます。睡眠と覚醒のリズムを調整する「睡眠ホルモン」がメラトニンです。
メラトニンは光や興奮などで今休むべきか活発に動くべきかを判断し、ホルモン量が調節されます。でも、いつまでもスマホを見ていると「光が当たるって興奮する=日中」と勘違いし、眠りのホルモンがいつまでも出なくなってしまうんです。
またメラトニンが分泌される仕組みは、自律神経と大きく関係しています。交感神経がメラトニンの分泌コントロール役を担っており、スマホからの刺激で交感神経が活発になると、メラトニンが分泌されにくくなってしまいます。
メラトニンの不足は、以下のような影響を及ぼすので注意しましょう。
- 寝つきが悪くなる
- 眠りが浅くなる
- 夜中に何度も起きる
- 睡眠時間の減少
- 体の抵抗力の低下
睡眠の質が低下すると、朝起きても疲れが取れていない感じがしたり、日中に眠くなったりします。集中力も低下しやすいです。
スマホの使い方を見直して自律神経の乱れを防ぎ、良質な睡眠を手に入れることが大切です!
首・肩への負担や血流の悪化、目の疲れを引き起こす

スマホを使っているとき、つい猫背になったり、首を下げたりしていませんか?普段の何気ない姿勢が、実は体に大きな負担をかけています。
スマホを見るときの姿勢、いわゆる「スマホ首」は、ストレートネックにつながるので注意が必要です。首や肩に大きな負担をかけ、首や肩のコリ、背中の痛みなどにつながります。悪化すると、頭痛や手足のしびれ、めまいや吐き気などの症状も引き起こしてしまうことも。
長時間同じ姿勢でいることで、体の血流も悪くなります。血流の悪化は酸素や栄養の供給・老廃物の除去が上手にできなくなってしまうため、筋肉の疲れや肩こり・腰痛の原因になります。また、猫背になることで無意識に呼吸が浅くなってしまうことにも注意してください。浅く早い呼吸は副交感神経の活動を抑え、興奮状態の交感神経を優位にしてしまいます。
こういった体の不調は、自律神経のバランスを崩す原因にもなります。体が疲れていると、ストレスを感じやすくなり、自律神経が乱れやすくなるんです。
快適なスマホライフのために、使用中の姿勢や呼吸に注意してみてください。
イライラやストレスが増える

スマホを使っていると、なんだかイライラしたり、ストレスを感じたりすることってありませんか?スマホの使いすぎは、私たちの心の状態にも大きな影響を与えているんです。
特にSNSを使用すると、無意識に他人と比較してしまいます。投稿される楽しそうな写真や動画を見て、自分と比較してしまい「OOさんはできているのに、自分は・・・」と不安や焦りを感じます。
こんな感情が知らず知らずのうちにストレスを増幅させ、心に負担をかけてしまうんです。
またスマホは無限に新しい情報が湧いてくるので、「スマホを常にチェックしたい」という衝動にかられている方はいませんか?新しい情報や大切な情報を見逃すかもしれない、という不安から頻繁にスマホに触れていると、気持ちが落ち着かず、ひどいと交友関係にも悪影響が出てしまいます。
スマホを常に見ていないと安心できない気持ちは、スマホ依存症になりかけているからかもしれないので注意しましょう。
スマホを使ったオンラインでのコミュニケーションにも注意が必要です。LINEのトークなど会話は、対面でのコミュニケーションよりも誤解が生じやすく、不要なストレスやイライラの原因です。
絵文字や顔文字を使っても、相手の表情や声のトーンは伝わりません。誤解が生まれても家族や親しい友人なら弁明もできますが、ママ友などのちょっと遠い関係だと、ちょっとしたやり取りで気持ちがすれ違ってしまいトラブルになる可能性もあるんです。
こうしたスマホの使いすぎによるストレスやイライラは、自律神経のバランスを乱す大きな要因でもあります。心の状態が不安定になると交感神経が優位になりやすく、心拍数が上がったり、血圧が上昇したりします。
心身の健康に悪影響をおよぼすリスクが高まるため、スマホとの付き合い方を見直して、余計なストレスを減らす工夫をしましょう!
自律神経にやさしいスマホの使い方5選

自分の健康のために、スマホとの付き合い方を見直してみませんか?
簡単に実践できる、自律神経にやさしいスマホの使い方のポイントを5つご紹介します。
①1日にスマホを使用する時間の上限を決めよう!
最初は2時間程度から始めて、徐々に調整していくのがおすすめです。スマホの設定で使用時間を管理できる機能を活用すると、簡単に実践できます。
iPhoneなら「設定」→「スクリーンタイム」を選択すると、アプリの使用時間や休止時間を設定できます。
Androidでは「Digital Wellbeing」の機能を活用して同様の設定が可能です。
②夜間のスマホ使用は控えよう!
就寝の2時間前からはスマホを使わないようにすると、副交感神経が優位になりやすく、睡眠の質が改善されます。どうしても使う必要がある場合は、ブルーライトカット機能やナイトモードを活用しましょう。
院長も22:00以降は白黒モードにしています。
③スマホは続けて長時間使用せず、こまめに休憩を取ろう!
「30分使用したら5分休憩する」など、自分なりのルールを決めてみましょう。休憩中は、遠くを見たり、軽いストレッチをしたりして、目や体の緊張をほぐすのがおすすめです。
④通知設定を見直そう!
必要最小限の通知だけを受け取るようにすれば、不要な情報に振り回されずに済みます。特に睡眠中や集中したい時間帯は、通知をオフにしてみてください。
iPhoneでは「設定」→「通知」から、アプリごとに通知の有無や通知方法を設定できます。
Androidでも、同様に通知のカスタマイズが可能です。
⑤スマホを使うときの姿勢に気をつけよう!
首や肩に負担がかからないように、目線が少し下がる程度にスマホを持ちます。長時間同じ姿勢にならないように、時々姿勢を変えてみてください。
姿勢を意識してスマホを使えば、ストレートネックや血流の悪化を防ぎやすいです。
最近は猫背を防ぐかわいい抱きぬいぐるみなどもあるので、気になる方は試してみてください。
これらの方法を少しずつ取り入れて、自分に合ったスマホの使用方法を見つけましょう!
スマホと上手に付き合って自律神経を正常に!
スマホの使いすぎは、体や心にさまざまな影響を与え、自律神経のバランスも崩してしまいます。スマホは日常生活に欠かせないツールですが、使用時間や使い方に気をつけて、振り回されないように注意してくださいね。
時にはスマホから少し離れて、オフラインの活動を増やしてみましょう。趣味の時間を作ったり、家族や友人と直接会って話したりする時間を意識的に設けると、自律神経が整って、心身の健康につながります。
もしすでに不眠が出ている、寝付きやイライラで困っている方はこちらのコースがオススメです。
もし気になった方はご覧になってみてください。