こんにちは!アトピー地獄から生還した女性整体師、なぎです😊
蒸し暑い日が多いですが、「夏バテ対策はまだ早い」と油断していませんか?
6月は、夏本番を迎えるまでの大切な準備期間です。
暑さが本格化する前に、できることを始めておけば夏本番もグッとラクに過ごせます。
今回は、今すぐできる夏バテ予防のコツやセルフチェックもご紹介!
早めの対策で、これからの猛暑に備えていきましょう。
「夏バテはもう始まっている?」6月に体調を崩しやすい3つのワケ
6月は気温や湿度の急な変化などが重なり、体調を崩しやすい時期です。
「6月なのに、夏バテみたいに体がしんどい…」そんな不調を感じている方は少なくありません。
実は、6月に体調不良が起こりやすいのには、主に3つの理由があります。
まずは不調の背景を知ることが、夏を元気に過ごす第一歩。
ここでは、6月に不調が出やすい「3つのワケ」をわかりやすく解説します。
ぜひ、参考にしてください。
1.自律神経の乱れで起こる「 梅雨ダル」

梅雨ダルとは、梅雨時期の気圧・気温・湿度の変化によって自律神経が乱れ、だるさや疲労感を感じやすくなる状態のことです。
この梅雨ダルは「気象病」の一種で、気圧の変化が体内のバランスを崩し、頭痛・めまい・肩こりなどの不調を引き起こします。
特に6月は寒暖差や湿気によって体の負担が大きく、普段は元気な人でも疲れを感じやすい時期です。
自律神経を整えることは予防や改善への近道になります。
まずは生活リズムを整えることが、6月を元気に過ごすポイントです。
気象病に関してもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
雨の日に頭痛が出たら要注意!それ、気象病です。
2.体力をじわじわ奪う「初夏の冷え」

初夏は気温が高くなる一方で、エアコンの使用や冷たい飲み物で体が冷えやすくなる時期です。
体が冷えると血流が悪くなり、内臓の働きや代謝も低下しがちに。
これにより、疲れが抜けにくくなったり、胃腸の不調やだるさといった“夏バテ予備軍”のサインが現れやすくなります。
特に女性は筋肉量が少ないため、冷えの影響を受けやすいです。
「エアコンの風に直接当たらない」「常温の飲み物にする」など、体の内側から温める工夫をおすすめします。
3.水分不足と栄養のかたより

暑さで食欲が落ちたり、冷たい飲み物ばかりを摂ってしまうと、気づかないうちに水分やミネラルが不足し夏バテの原因に。
冷たい水分の摂りすぎは胃腸を冷やし、消化機能を低下させてしまいます。
その結果、必要な栄養素をきちんと吸収できなくなり、エネルギー不足や疲労感が続くことも。
さらに、水分と一緒に汗で流れ出る塩分やミネラルを補えないと、体内のバランスが崩れて頭痛やふらつきなどの不調が起こる場合があります。
夏を元気に乗り切るためには、水分だけでなく栄養もきちんと補う意識が大切です。
また、そうめんやアイスなど糖質に偏った食事が続くと、ビタミンやたんぱく質が不足しやすく、筋力や免疫力の低下にもつながります。
夏バテ予防には、ただ水を飲むだけでなく、塩分・ミネラル・たんぱく質・ビタミンを含むバランスのよい補給が必要不可欠です。
「食べやすいもの」を選ぶだけでなく、「体を元気にする食材」を選ぶことが、夏バテを防ぐ近道になります。
気づいた人から夏がラクになる!“隠れ夏バテ”セルフチェック

6月でも、夏バテのような不調を感じている方は少なくありません。
「なんだかだるい」「朝スッキリ起きられない」このような不調は“隠れ夏バテ”の可能性が!
自分の体の変化に気づくことが、夏本番をラクに乗り切るヒントになります。
「今のしんどさやダルさ、夏バテかも?」と気になる方は、ぜひ以下の項目をチェックしてみましょう。
体調面から見る“隠れ夏バテ”サイン
夏バテは、さまざまな体調不良としてサインを出しています。
例えば、「朝起きても体が重く、家族のお弁当作りがしんどい」「洗濯物を干す気力が出ない」「頭がボーッとして、仕事でうっかりミスをしてしまう」こんな不調は出ていませんか?
また、「冷たいものや軽いものばかり食べたくなる」というのも、胃腸の働きが落ちているサイン。
さらに、肩こりや軽いめまいなど、原因のはっきりしない不調は、自律神経が乱れていることが多いです。
これらの困りごとは、夏バテが原因で起きている可能性もあります。
体のサインを見逃して無理を続けると、本格的な夏バテにつながることも。
体調がつらいときは、無理をせず休息をとることが大切です。
不調が続くようなら、整体師など専門家に相談することも考えてみてください。
自律神経に関してもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
更年期に自律神経が乱れるのはナゼ?不調の原因と対策
生活習慣から気づく“夏疲れ”の兆し

毎日の生活習慣にも、夏バテや夏疲れにつながるサインが隠れています。
意外と見落としがちな日々の行動、次のような習慣が増えていないかチェックしてみましょう。
- 冷房の効いた部屋に長時間いて、体を冷やしすぎている
- お風呂はシャワーだけで済ませてしまうことが多い
- 夜ふかし・スマホ時間が長く、睡眠の質が下がっている
- 外出や運動が減って、軽い運動不足になっている
これらに当てはまる人は、夏バテを引き寄せやすく注意が必要です。
「冷やさない・休む・動く」のバランスを整え、自分の体を大切に過ごしてください。
肌や髪に出る“美容サイン”も見逃さないで
夏バテの影響は、体の中だけでなく、美容にも静かに現れてきます。
「化粧ノリが悪い」「髪がパサついてツヤがなくなってきた」「顔色がくすんで疲れて見える」などの変化は、体の内側が疲れているサインです。
これは水分や栄養が不足し、肌や髪まで影響が出ている状態。
美容面での不調が気になる方は、湯船に浸かっている間にヘアトリートメントをしたり、蒸しタオルを顔にのせて簡単な顔パックを試してみてください。
さらに、栄養のある食事やこまめな水分補給を意識することで、内側から元気とキレイを取り戻していきましょう。
まだ間に合う!今すぐ始めたい夏の備え

すでに夏バテのサインが現れている方も、まだ自覚がない方も、夏本番に向けた準備は今からでも間に合います。
ここからは、猛暑に負けないための「今すぐ始めたい備え」を3つご紹介!
具体的な対策を始めておくことで、真夏の疲れ方がぐんと変わってきます。
夏に負けない体づくりのヒントを、一緒に見ていきましょう。
「冷やしすぎない」を意識する
体を冷やしすぎると、内臓の働きが弱まり、夏バテを引き起こしやすくなります。
とはいえ、暑さ対策として適度に冷房をつけて空調管理することも大切です。
冷房を使うときは、「首・足首・お腹」を冷やさないように工夫しましょう。
また、蒸し暑い6月は冷たい食事や飲み物をつい摂りすぎてしまうため、食事面でも体を冷やしすぎない意識が必要です。
さらに、以下の対策も冷え予防に効果的です。
ぜひ実践してみてください。
- お風呂はシャワーだけでなく、湯船に浸かる習慣を
38〜40度のぬるめのお湯に10〜15分浸かるだけで、内臓までしっかり温まります。 - 軽めのストレッチやウォーキングを取り入れる
体を動かすことで血流が良くなり、冷えにくい体づくりにつながります。
これらのケアを取り入れて、内側も外側も冷やしすぎない生活を心がけてください。
バランスの良い食事で自律神経を整える

自律神経が整っていることは、夏の暑さに負けない体づくりにおいて、とても大切なポイントです。
そして、自律神経を整えるためには、栄養バランスのとれた食事が欠かせません。
しかし、家族の食事はきちんと作っていても、自分の食事は「朝食を抜く」「冷たい麺類やパンだけですませる」といった声もよく耳にします。
このような簡単な食事が続くと、エネルギー不足になり夏バテの原因に。
おすすめは、「主食・主菜・副菜」のそろったバランスの良い食事です。
ごはんや雑穀米、肉や魚、野菜たっぷりの汁物などを意識しましょう。
また、ビタミンB群(豚肉・卵・大豆製品など)や、カルシウム、マグネシウムなども神経の働きを助ける栄養素です。
食事で体の内側から整えることが、夏に負けない土台作りになります。
「ゆで卵をまとめて作る→お手軽タンパク質に」「味噌汁に入れる野菜をまとめてカット→小分け冷凍で時短に」などの工夫もおすすめです。
無理のない範囲で、日々の食事バランスを意識してみてください。
朝日を浴びて睡眠の質を上げる

夏バテを防ぐには、質の良い睡眠がとても大切なポイントに。
そして、そのカギを握るのが「朝と夜の光の浴び方」です。
朝起きたら、まずカーテンを半分開けて自然光を取り入れてください。
朝日を浴びると交感神経にスイッチが入り、自律神経を整えることにもつながります。
一方、夜はスマホのブルーライトを避け、照明もやわらかい明るさに抑えるのがポイント。
寝る前に強い光を浴びると、体が「まだ昼間」と勘違いし、眠りが浅くなってしまうからです。
朝の光と夜の暗さのメリハリを意識することで、深く眠れるようになります。
夏の疲れに負けない体づくりのヒントにしてください。
スマホと睡眠に関してもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
寝ながらスマホの悪影響とは?快眠のための改善法を解説
【まとめ】夏バテ対策は6月から!今すぐ初めて夏本番に備えよう!

夏バテは、「自律神経の乱れで起こる梅雨ダル」「初夏の冷え」「水分不足や食事の乱れ」などが原因で6月から始まっています。
油断せず、早めに対策をすることが大切です。
夏本番の暑さに備えて、笑顔で元気に過ごしましょう!
梅雨のダルさや体調不良でお悩みの方は、お気軽に「ゆるり」へLINEでご相談ください。