こんにちは!アトピー地獄から生還した女性整体師、なぎです。
最近真夏を感じる時が日増しに増えてきましたね。
この高い気温&湿度で体調が悪いと感じる方も多いのではないでしょうか?
実際、当院のお客様も最近だるさなどを感じる方が急増しています。
今回は湿度が高い夏に特に起こりやすい体調不良について、その原因と予防策をわかりやすく解説していきます。
この記事を読むことで湿気の多い夏に起こる体調不良の原因がわかり、大人女子の皆様が少しでも快適に過ごせるように具体的なアドバイスもお届けします。
難しい用語は使わずに説明していきますので、ぜひリラックスして読んでくださいね!

むくみ

むくみの原因
湿度が高いせいで、体内の水分バランスが崩れやすくなるのが大きな原因です。
5月のような爽やかな気候の時は、余分な水分は汗になってすぐに蒸発してしまいます。
しかし湿気が多い環境では、汗がなかなか蒸発してくれず、体に余分な水分が溜まり続けてしまうんです。
また気圧が低い時は血行不良が起きやすく、水分が尿や汗になりにくいのも原因の1つです。
さらに食事面でも原因があります。
夏はどうしても辛いものや塩分の強いものを好みがちですが、塩分の多い食事を摂りすぎると体内のナトリウム濃度が上がり、余分な水分が体に溜まってしまいます。
むくみの予防策
- 適度な運動
室内での軽いストレッチや朝晩のウォーキングで血行を促進しましょう。
暑い時間帯は避けて、冷房の使用や適度な水分補給も忘れずに! - こまめな水分補給
水分は一気に摂らず、こまめに少量ずつ飲みましょう。
カフェイン入りの飲み物は利尿作用で余計に喉が渇くこともあるので、むくみが辛い時は抑え気味に。
氷もたくさん入れると消化器官に負担をかけ、吸収・排出を間接的に妨げてしまいます。
できれば常温か氷なしで飲みましょう。 - 着圧ソックスを履く
今まさに足のむくみが辛い方は、着圧ソックスがおすすめ。
かなり足の重だるさを軽減できます。
マッサージするのが1番今感じる重だるさには効果的ですが、そんな時間が取れない方はぜひ!
今はお手軽価格の商品もたくさんございます。
関節痛

関節痛の原因
あまり有名ではないですが、高い湿度は関節に負担をかけることがあります。
湿気が多いと体内の水分が蒸発しにくくなるお話しは先ほどしましたよね?
体内に水分が溜まると関節内の結合組織や滑膜などの水分量も増えて、腫れや炎症を引き起こすことがあるんです。
また、気圧の変化も関節痛に影響を与えます。
特に湿度が高い時期は気圧が低くなることが多く、その影響で関節内部の水分量が多くなって痛みが生じがちに。
関節痛を以前経験したことがある方は、この影響を特に強く感じることが多いのでご注意を!
関節痛の予防策
- 軽い運動
関節の動きを柔軟に保つために、適度な運動を心がけましょう。
運動がきつい方はストレッチもいいですね! - 温める
湿度が高くても関節を温めることで血行が良くなり痛みを軽減できます。
入浴や温湿布が効果的です。ホッカイロを巻く方もいますよ。 - サポーターの使用
すでに痛みが出ている方、毎年同じ時期に痛みが出やすい方はサポーターもいい予防策です。
必要に応じて関節サポーターを利用することで、間接の負担を軽減できます。
夏はメッシュの涼しいタイプがたくさんありますよ!
食欲不振

食欲不振の原因
きっと一度は経験があると思いますが、暑さと湿気は食欲を大きく低下させてしまいます。
これは、水分増加で体が冷えて消化する機能そのものが低下したり、消化器官への血流が減少して水分代謝がうまくできず、消化不良を起こしてしまう為です。
また、湿度の高さが原因で体全体のだるさや不快感が増加し、食欲不振を引き起こすこともあります。
さらに食欲がないからといってそうめんなどの栄養バランスが悪い食べ物ばかりを選んでしまうと、栄養不足でさらに倦怠感が増し、食欲不振も強くなる・・・という悪循環にハマってしまうことも!?
食欲不振の予防策
- 温かい食べ物を摂る
冷たい飲み物や食べ物は消化不良を悪化させるため避けて、温かいものや常温のものを取り入れましょう。
氷がたくさん入ったジュースは胃の負担をかけやすいので注意が必要です! - 冷たくても栄養価のある食べ物にする
どうしても温かい食べ物が厳しい方は、冷製スープやサラダなど冷たくても栄養の取れる食事を取り入れましょう。
栄養価が偏らずに食べられて、食物繊維なども豊富でいいことずくしですよ! - 香辛料を使う
香辛料を使った料理で食欲を刺激するのも効果的です。
キムチ、唐辛子、山椒、タバスコなどはもちろん。しそやパクチーなどの香草を使うのもいいですね!
一気に食欲が刺激されますよ。
倦怠感

倦怠感の原因
湿度が高いと体温調節がうまくいかずに倦怠感が増すことがあります。
これは汗が蒸発しにくいので、蒸発時の体温低下が思ったように機能しないことが理由です。
体温が熱くなりすぎると、スマホの熱暴走と同じように体が熱くなり、エネルギーを消耗しやすくなります。
さらに湿気が多いと呼吸が浅くなり、酸素を取り込める量がいつもより減少するため、疲労感を強く感じる場合もあります。
これらの要因が重なり、体がだるくやる気が出ないと感じることが多くなるんです。
倦怠感の予防策
- 適度な休息
倦怠感を感じる時は無理をせず、しっかり休憩を取ることが大切です。
特に暑さで通常より疲労が蓄積しているので、快適な気候の時より多めに睡眠をとりましょう。 - 冷房の活用
苦手な人も多い冷房ですが、熱による疲労を防いでくれる一番の救世主です!
室内では冷房を適切に使い、体温を下げるようにしましょう。
きつい方は冷房の風を当てない工夫やサーキュレーターの使用を行い、快適に過ごせる空間を作ってみてください。 - 軽い運動
少し体力に余力がある場合は、朝の散歩やヨガなどはいかがでしょうか?
体を動かすことで血行が良くなり、疲労感のもとになる老廃物を流す助けになりますよ。
皮膚のかゆみ

皮膚のかゆみの原因
アトピー持ちの院長がいつも感じるのはコレ!!!!
湿度が高いと汗や皮脂の分泌が増え、皮膚がかゆくなることがあります。
通常ですと汗や皮脂は悪さをすることが少ないのですが、高湿度では通常より皮膚に長くとどまってしまい、皮膚が蒸れてしまいます。
さらに汗や皮脂が毛穴を詰まらせ、かゆみや炎症を引き起こすことも。
特に柔らかいひじやひざの裏側、首周りは注意が必要です!
また、カビやダニなどのアレルゲンが増えることも原因の一つです。
特に敏感肌の方は、湿度の高い環境で皮膚のバリア機能が低下しやすく、かゆみが強くなることがあります。
皮膚のかゆみの予防策
- こまめにシャワーを浴びる
汗をかいたらすぐにシャワーを浴びることで、皮膚の清潔を保ちます。
かゆくなりやすい部分だけを水道水で洗い流すだけでもOK! - 保湿ケア
院長のように乾燥肌をお持ちの方は、ぜひ夏も保湿クリームを使ってください。
皮膚の乾燥を防くことでバリア機能が強化され、汗に負けない皮膚に近づけますよ。
夏用の少しさらっとしたクリームを使うのもいいと思います。 - 衣類の選び方
通気性の良い服を選ぶことで汗の蒸発を促し、肌への刺激を減らすことができます。
速乾性に優れた衣類が今は豊富にありますよね。
敏感肌の方は肌着をコットンにするのもいいと思います。
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
湿度も気温も高い夏は、体が疲労しやすく体調不良が出る季節です。
しかし、適切な対策を取ることで、快適に過ごすことができるので、今回ご紹介した予防策をぜひ試してみてください。
ゆるりでは、皆様の健康をサポートするためのアドバイスを常に提供しています。
自分によりあったアドバイスが聞きたい方は、お気軽にご相談くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!